『エレメンタルストーリー』『ホップステップジャンパーズ』PR 担当の菊丸氏、Studio Z からクルーズのグループ関連企業への移籍を発表

『エレメンタルストーリー』『ホップステップジャンパーズ』等の人気ゲームアプリを配信する Studio Z の PR 担当でユーザーの間ではおなじみの「菊丸」氏が親会社のクルーズの関連別会社へ転籍することが発表された。

『エレスト』『ジャンパーズ』PR 担当の菊丸氏、Studio Z からクルーズのグループ関連企業への移籍を発表マンネリ忌避か事実上の更迭か

Studio Z の PR 関連を担当する「菊丸」氏が自身の Twitter アカウントにて2019年6月をもって Studio Z を離れ、グループ関連企業へ移籍することを公表した。今後はゲーム業界からも離れることになるという。菊丸氏のツイートには、『エレスト』『ジャンパーズ』ユーザーからの氏の移籍を惜しむ声や感謝のツイートが続々と寄せられている。

【ご報告】
グループ関連企業への移籍について#エレスト #ジャンパーズ pic.twitter.com/81kWwd0shg

— 【公式】菊丸＠Studio Z（エレスト／ジャンパーズ） (@kikumaru_elest) 2019年6月25日

『エレスト』『ジャンパーズ』PR 担当の菊丸氏　移籍発表挨拶文より抜粋

この度私菊丸は、6月付けでStudio Zからグループ関連企業への移籍をすることになり、お仕事の内容としてもゲーム業界から離れることになりました。

家族のこと、人生のこと、様々なことを考え、今回の結論を出させていただきました。

エレストは加藤Dを筆頭に、大吉、とっくん、なぎ様とあやみんによって引き続きガンガン盛り上がります。
ジャンパーズもまつD、八島さららさんのコンビで負けじと盛り上げてまいります！！

離れるのは正直とても寂しいですが、親として、子として、男として、行ってきます！！！

広報が顔を出していれば喜ばれたお手軽マーケティングが通用したスマホゲームバブル弾けた後のゲームアプリPR戦略とは？

パズル RPG としては中堅どころの1つとして知られる『エレメンタルストーリー』（エレスト）や、蓮○議員そっくりのキャラクターが登場するという事で話題となったアクションゲーム『ホップステップジャンパーズ』（ジャンパーズ）を配信・運営する Studio Z だが、菊丸氏は『エレスト』がまだ親会社のクルーズ名義で運営されていた頃からその開発スタッフとして生配信やゲーム実況、Twitter 等で PR の先鋒として活躍していたことでユーザーの間でもよく知られた存在だ。Studio Z への移管後は、自らも Studio Z に移籍しゲームの PR を続けてきた菊丸氏だが、YouTuber や Vtuber といった様々なキャラがゲーム実況系として登場・ブレイクしていく中で中々菊丸氏本人も、他のスマホゲームアプリと比べると『エレスト』『ジャンパーズ』も“はねない”状況が長年続く中で、マンネリ感もあってか菊丸氏というキャラクターを敢えて起用するという効果が認められないということが今回の移籍の理由ではないかと考えられる。菊丸氏の挨拶には「家族のこと、人生のこと」を考えたという少々重いとも受け取られる言葉も記されており、「家族や人生にも影響を及ぼしかねない何か」、例えば「クビ」「退職」と近いレベルの決断を会社側から迫られた可能性も否定できない。

今後は『エレスト』『ジャンパーズ』共にディレクターが後を引き継ぎ PR を続けていくとの事だが、その甘いマスクと明るい人柄が人気だった菊丸氏が更迭されるような状況で、かつては広報が顔を出してゲームをプレイするだけの容易いマーケティングで動画・配信の再生数やダウンロード数も稼げたバブル期も過ぎ、更には中華系を中心としたハイエンドのゲームが跋扈する超々レッドオーシャンのゲームアプリ業界において、『エレスト』『ジャンパーズ』といった中堅ゲームアプリに菊丸氏がこれまでしてきた以上の PR 効果を与えられるかは大幅な方針変更を含めた今後の展開次第となるだろう。

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